生の魚を食べられない人以外、寿司が苦手という人はいないでしょう。生魚を食べられない人でも、寿司が好きな人はいますからね。たとえば、きゅうりを巻いたカッパ巻きやたまごを喜んで食べる人は多いです。自分も寿司屋で出てくるたまごは好きなメニューの一つです。玉子の玉を取ってギョクとも呼ばれるようです。寿司屋で出てくるたまごのいいところはなんといっても、あの厚みでしょう。
しかもむらがないんですよね。均等に厚いところがいいです。家でたまごを料理する場合、だいたいは目玉焼きとか炒り卵、あるいはゆでたまごになると思います。でも、そういったものは実際にはたまごを炒めているか茹でているだけであって、料理として手を掛けているかというと疑問ですよね。つまり、美味しくなる工夫をせずに食べていると言えるわけです。その点、寿司屋で出てくる玉子というのは味もそうだし、技巧の上でも優れていると思います。
まるで、玉子がケーキのように味わえますからね。寿司屋が日本人から愛されているのは、こういった、生魚を食べられない人にも配慮したメニューが存在し、それが優れているからではないでしょうか。カッパ巻きも、生魚を使った寿司を食べられない人でも、酢飯と海苔の相性の良さを味わえるメニューなわけです。もし、寿司屋が生の魚を食べられない人を排除していたら、たまごもカッパ巻きも生まれることはなかったでしょう。この二つは普通に寿司を食べられる人にも愛されているネタであり、寿司屋のグローバルな姿勢には敬意を表したいですね。